私が勤めている会社は不動産系のベンチャー企業です。
実際に担当しているのは主に社内の部門から上がる支払いの申請確認や支払準備・仕訳記帳・部門との支払いに関するコミュニケーションが中心の業務になります。
部門から毎月お支払する請求書を添付の上支払いを依頼する申請書を作成していただいており仕訳も同時に作成する会計システムを使用しています。
そのため勘定科目は間違っていないのか、支払日間違っていないか、この支払の費用を負担する部門はあっているか、金額は請求書と同じかということを細かく確認する必要があります。
経理以外の部門は、勘定科目や経理知識は素人なので申請書は不備が多いのでこちらからレクチャーをしたり修正した旨と次回から注意していただくことを都度ご説明します。
時には勘定科目の表などを作成して共有することもあります。
そのため経理以外の他部門の人たちとのコミュニケーションは不可欠になります。
また部門の支払い以外にも勘定科目の管理も行うため決算の時には仕訳を作成することが多く、これらすべての業務には期日があるため遅れるとその後の他の方の業務に影響が出るため時間厳守な仕事になります。
ベンチャー企業独自の業務と働く上で大切なこと
ベンチャー企業で働く上で最も苦労したのが成長中スピードの速さによる組織変更と業務内容などの変更事項の増加です。
経理で働いていてもこの変化は結構大きく、会計システムを変更や組織の変更、それに伴い業務内容が前月と変更点が出てくることがあります。
常に成長し変化し続けるため、大手企業のようにマニュアルも完備されておらず業務の手順も緩いところが多いため初めて経理で働いた際は毎月業務の手順が少しづつ変わるためとても混乱します。
実際長く働いている方々でも同じ部門であろうとなかろうと混乱しています。
さらにベンチャー企業はほとんど経理業務マニュアルがないのでマニュアルを作成したり更新したり、さらには業務改善案も発案していくなど一から何か作ることを依頼されることが多いです。
ベンチャー企業特有の常にチャレンジをする姿勢だからこそではありますが、経理でも常に変化に柔軟に対応し適合できる方や食らいつくことができる覚悟がとても大切だと感じます。
そのうえで経理知識や経験が生きていきます。
不動産経理に転職するうえで大切なこと
実務経験はやはり必要になるので、未経験の場合は必ず資格を取るようにしてください。
また時間を守ることができる人、細かな変化を気が付いたりすることをアピールしたほうが良いです。